– HARPO –
1971年にパリで設立し、ヨーロッパにアメリカの伝統的なジュエリーを広めたパイオニア、HARPO(ハルポ)。アメリカとフランスの感覚が混ざりあう、洗練された目で集められたナバホやズニなどのジュエリーを展開しています。他ではなかなか出会えない、アーティストの一点物の作品も多く保有しています。
このたび7月26日(土)より、ロンハーマン各店・RHC ロンハーマン2店舗、そしてオンラインストアにて〈HARPO〉のバングルコレクションが入荷いたします。
今回は、ネイティブアメリカンジュエリーを手がける多彩なアーティストの作品をセレクト。少し大きめのサイズ感から、女性でも着用しやすいバランスの良いサイズまでご用意しました。普段使いしやすいシンプルなデザインから、特別な一点ものまで幅広くラインナップいたします。
その中から、注目のアイテムを一部ご紹介いたします。
Jerrold Tahe / ジェロルド・タヘ
アリゾナ州出身のナバホ族ジュエリーアーティスト、ジェロルド・タヘ。16歳から金属加工の道に入り、家族の工房で修業を重ねながら、義父である著名な金細工師エマーソン・ビル、そして母ノラ・タヘから技術を受け継ぎました。姉のエルヴィラ・ビルとともに、家族のクラフツマンシップを守り続けています。
今回新たに入荷したバングルは、タヘならではの力強さと重厚感が魅力。長く愛用したくなる、クラフトの美しさが詰まった一本です。
Wylie Secatero / ワイリー・セカテロ
ワイリー・セカテロは、ナバホ族出身の次世代を担うジュエリーアーティスト。2025年に35歳を迎える彼は、銀細工師ランディ・セカテロとサラ・セカテロのもとに生まれ、幼少期から父の指導の下、わずか10歳で金属加工をスタートしました。祖母であるドロシー・セカテロからも影響を受け、家族の手仕事を継承しながら、独自の感性で進化を続けています。
彼の作品には、ナバホの伝統的なラグ模様から着想を得たスタンピング技法が施され、自然や祈りを表現する雲・雨といったモチーフも細やかに描かれています。今回のバングルは、すっきりとしたシルエットの中に繊細な模様が刻まれ、上品な存在感を放つ一本。内側には星の刻印がさりげなく潜み、若き作家ならではの遊び心も感じさせます。
Thomas Jim / トーマス・ジム
ナバホ族の伝統を大切にしながらも、トーマスのジュエリーはどこか洗練された現代性をまとっています。浮き彫りや切断、型押し、酸化処理といった多彩な技法を駆使し、ひとつひとつに奥行きと表情をもたせた作品は、まさにアートピースのような存在です。
Joseph D. Coriz / ジョセフ・D・コリズ
ジョセフ・D・コリズは、ニューメキシコ州サンタ・ドミンゴ・プエブロ出身の著名な銀細工師です。1985年よりジュエリー制作を続け、伝統的なプエブロのシンボルをモチーフにした精巧なスターリングシルバーのオーバーレイ技法とアプリーク技法で高く評価されています。
彼の作品には、村の風景やカメ、トウモロコシの茎、雲、手形、ペトログリフなど、プエブロの文化と自然への深い敬意が込められています。黒く酸化させたベースが模様に奥行きを与え、力強くも静かな美しさを際立たせています。14Kゴールドのドットがアクセントとなり、高級感も漂います。彼のジュエリーは単なる装飾ではなく、プエブロの物語を身につけることができる、特別な作品です。
Elvira Bill / エルヴィラ・ビル
エルヴィラ・ビルは、伝統的なシルバーワークを受け継ぐ職人一家の末っ子。父エマーソン・ビルと母ノラ・タヘ・ビルから、裏側から金属を押し出すレポセ技法や重厚なシルバーワークを直接学びました。
6年間のアメリカ陸軍勤務を経て、芸術家としてのキャリアを本格的にスタート。彼女の作品は、伝統的な技術と現代的な着け心地を融合させた、大胆かつ耐久性のあるデザインが特徴です。
Rechard Jim / リチャード・ジム
シルバーのバングルは夏の軽やかなスタイルにはもちろん、秋冬はニットの袖口からちらりとのぞかせて、コーディネートのアクセントになります。
性別を問わず、その人らしいスタイルに自然と溶け込むHARPOのジュエリー。この夏の装いに、ひとつだけでも存在感を放つバングルをぜひお楽しみくださいませ。
■HARPO Bangle Collection 7.26.Sat-
展開店舗:ロンハーマン千駄ヶ谷店、二子玉川店、神戸店、有楽町店、辻堂店、六本木店、大阪店、名古屋店、福岡店、京都店、逗子マリーナ店、横浜店、仙台店 / RHC ロンハーマン みなとみらい店、川崎店 / オンラインストアはこちら